防災の一歩はコミュニケーション!

9月1日は防災の日。今回はマンション生活の防災について考えてみましょう。

東日本大震災をきっかけにして、地域住民の相互扶助や横のつながりを意識する人は確実に増えています。ひと昔前まではコミュニティを大切にする風土があったこの国で、今再びその思いが呼び起されています。
いったん震災が起こると、みんなが被災します。行政も管理会社も例外ではありません。そこにいる住民たちが助け合って生き延びるしかない状況になるのは目に見えています。そんな時に問われるのが、コミュニティの力です。

緊急時の素早い連携には、普段のつきあいがものをいいます。顔見知りであることがその後の救援活動に大きく影響するようです。とはいっても、同じマンションの隣近所だからと、必ず親密でなければということでもなく、ご近所付き合いを深めなくてはと身構える必要もないでしょう。
普段の挨拶も立派なコミュニケーションのひとつなのです。
まずは、「こんにちは」のひとことから始めませんか。

マンションは本来、プライバシーが守られながら、いざという時5秒でお隣という本来はとても安心な住まい方なのです。面倒なものでも無関心の集合体でもなく、「人とつながっている安心感を得られる価値ある住まい方で、自分もその構成員だ」と住民の意識が変われば、マンションはソフト面でも震災に強い安心な住まいとしての価値を持つのではないでしょうか。

非常持ち出し袋にいれておくもの(一時持ち出し品)
 飲料水(500mlペットボトル数本)、非常食(菓子類・ゼリー状の食品)、医薬品(消毒薬・三角布・胃薬・解熱薬など)、簡易食器セット(家族分)、衣類(防寒具)、懐中電灯、携帯ラジオ、電池、ローソク、マッチ、ライター、ロープ、ビニールシート、雨具、ナイフ、ハサミ、タオル(大小)、洗面道具(旅行用で可)、ウェットティッシュ、ビニール袋、携帯電話用バッテリー、筆記具、ラップ、ガムテープ
※貴重品・現金(すぐに持ち出せるようにまとめておきましょう)

災害伝言ダイヤル ⇒ 171

投稿日:2013年 09月 02日 | カテゴリー:いきいきマンションライフ |