冬に向けての入浴~温度差に注意して快適に!
今年も早いもので11月に入り、デュオ柏原の周りも紅葉が美しい季節になりました。
秋から冬へとこれから寒くなるので、この時期の入浴タイムを快適に過ごせるように「入浴の注意点」をいま一度見直したいと思います。
ニュースなどで聞く「ヒートショック」という言葉をご存知の方も多いと思います。
家でお風呂に入るとき、寒い脱衣所で服を脱ぎ身体が冷え、すぐに熱い湯につかると血圧が急変し病気を引き起こし、意識を失うなどして死に至る危険もあります。
持病のある高齢者は、特に注意が必要です。
入浴タイムが快適に過ごせるように、寒い季節の安全な入浴法をポイントで紹介します。
①体調が悪い時、飲酒後、食後すぐ(30分~1時間)は入らない。
②脱衣所と浴室の温度差に注意する。
・脱衣所を暖める
・浴槽のふたを開け、浴室をシャワーで暖める
③お湯の温度は41度以下にする。
・高めの温度を好む人が多いが、高いと血圧、心拍数、エネルギー消費量などで体に強い影響がある
④入浴前後に十分な水分補給をする。
・入浴前は軽く、入浴後はコップ一杯
⑤入浴前にかけ湯をする。
⑥一声をかけてから風呂に入る。
⑦あがる時はゆっくりと。
・急に立ち上がると血圧が低下する
お風呂に入ることは、疲れも取れて身も心もゆったりと癒される一日の大切な時間です。しかし、気温が下がるこれからの季節は、安全な入浴のために浴室の環境や入浴習慣をいま一度見直したいものです。
入浴中の事故は高齢者や持病がある方に多いのですが、元気な方にも起こり得ることも再認識したいです。