柏原公民館とダーツ

柏原公民館が4年前(2021年)10月29日に移転して、新館になりました。

場所は柏原4丁目19-6埴安神社前にあります。新公民館リーフレットで“「行きたい」には理由がある 「楽しい」がまっているから いこいこ公民館!”と書かれ、行ってみたい気になります。

施設は油山の木材を使用した温もりを感じる講堂、和室、老人いこいの家等快適な環境空間が広がっています。公民館は、小学校校区ごとに設置され、集まる場、学ぶ場、つなぐ場を基本的な機能として、具体的取り組みは①学習機会の提供②施設提供等③グループ・サークルの活動の支援・育成④地域団体の活動支援⑤地域行政·学習等に関する情熱の発信等が行われています。(グループ・サークル活動一覧表参照)公民館だより、ブログを見ると、新しい、詳しい情報が入手できます。

皆さんもサークル活動に気楽に参加され、地域の人々と共通の趣味を通して、地域とのつながりを活性化されたらと思います。

私は、10年前(2015年)定年退職を機に知人の紹介で公民館のグループ・サークル活動を知りダーツと出会い、始めるようになりました。最初は、難しい競技だと思っていましたが、意外と簡単で楽しく、爽快で達成感を味あえますし、歴史、ルールを知ると奥深い事が分かり、のめり込み日本ダーツ協会の指導員資格を取得して、現在柏原ダーツ同好会に入会して活動をしています。

ダーツは矢を投げて的を狙うシンプルな競技として知られていますが、実は奥が深く始まりは1450年頃イギリスの兵士たちが弓矢で競ったことがルーツと言われ紳士的な要素が強く500年以上前からずっと人々に楽しませ続けています。ダーツの特徴は老若男女誰でも楽しめるスポーツとして、礼儀やマナーも大切で集中力を養いを強化するといった機能の向上、現代人のストレス解消や障害者のリハビリテーションに適する上、高齢化社会が進む中、お年寄の機能回復や認知症防止に役立つ生涯スポーツとして注目されています。さらにダーツはレジャーとしてご家族の皆さんで楽しんでいただけるレクレーション性の高いスポーツとしても人気があります。

私が今迄やってみて、誰にも気楽に楽しめるというばかりでなく、人との出会いコミュニケーションを取るためのきっかけができ、個人競技なので、腕の違いは出てくるものの、矢を投げて的を狙うというシンプルなルールは競技ハードルが低く、初心者でも親しみやすさがありますし、投げていない人も楽しめます。練習を積み重ねて技術の向上を図り、試合をして、仲間と競い合い、自分自身のコントロールを必要とする、奥の深いスポーツだということが分かります。

柏原ダーツ同好会は、2006年(平成18年)4月柏原3丁目のダーツ愛好家20名が集まり同好会を発足して、今年で19年を迎え長く受け継がれています。公民館のサークル活動として、柏原公民館講堂で毎月第1週〜第4週の月曜日13時〜15時迄年間48回436名(昨年実績)の方が参加されています。会員は現在30歳代〜90歳代迄の老若男女15名(柏原校区全域)が集まり和気あいあい、楽しく競技を行っています。今年は、10月4日にサークル発表会で展示発表を行います。

私たちがやっているソフトダーツは、2.44m位置から、1.73mに設置されたダーツボードの中心(ブル)を狙ってダーツ3本を投げて、点数を競う競技です。

競技種目は①カウントアップ(点数を積み上げていくゲーム)②301ゼロワン(301から徐々に減らしていき最後にピッタリ0にするゲーム)③クリケット(陣取りゲームで、得点を競うゲーム)④アンダー・ザ・ハット(パーティーゲーム)を行います。毎回優勝、準優勝等を決定して、表彰式でトロフィー、表彰状、賞品等を提供します。又、12月南区シニアソフトダーツ大会(昨年9名)3月福岡市高齢者ソフトダーツ大会(昨年2名)が開催され、競技に参加しています。会費は年間1200円(月100円)、毎回100円及びダーツ大会時200円を徴収して、賞品購入及び懇親会(年1回)補助等に当て、健全な運営を行っています。

今回は、柏原公民館及びサークル活動(ダーツ同好会)について、活動内容等を紹介させていただきました。公民館のサークル活動は多種多様ですが、興味があり自分に合った趣味があれば、是非参加、体験していただき、地域とのつながりを活性化させ、毎日を生き生きと楽しく過ごすことができると思います。皆さんの少しでもお役に立てたら幸いです。ご一読いただき有り難うございました。

以上

投稿日:2025年 09月 01日 | カテゴリー:いきいきマンションライフ |