デュオ柏原周辺野鳥シリーズ①②はちょっと上級者向けでしたので第三弾は本当に身近に、双眼鏡なしでも見られる野鳥を紹介します。
メジロ
夏の暑い時期はちょっと高い山に移動しますが冬になるとデュオの中でも普通に見られます。小さいので殆どの方がメジロと気づいてないようです。
スズメより小さく『チッチっ』っと小さな声で鳴き、梅の花が好きなので梅の花の前で待っていれば必ず会えます。
ウグイス
ホーホケキョ!で誰もが知ってるウグイスですが見たことありますか?
ウグイス色というのでよくメジロと勘違いしている方が多いですが意外に地味です。
ホーホケキョ!と鳴くのは巣の留守番役のオスでメスはエサを取りに出かけてるので『ホーホケキョ!』は『今、巣の周りは安全だから帰ってきて大丈夫だよ』という合図です。
今度鳴き声を聞いたら近づいてみてください。そうすると『ケキョケキョケキョ!』と鳴き声が変わります。
これは『いま巣の周りは危険だから帰ってきちゃダメだよー!』という合図なんです。
モズ(百舌鳥)
♬〜呼んでる口笛モズの声〜
小さい秋、小さい秋、小さい秋み〜つけた〜♬
そうなんですモズがケッケッケっと縄張りを主張して高鳴きし始めると秋が来ます。
九州だと9月末くらいでしょうか。
スズメよりひと回り大きいくらいの可愛い鳥ですが肉食の鳥です。
木の枝に取ってきたカエルや虫を串刺しにして保存する残酷な習性があります。
クチバシをよ〜く見てください猛禽類のような形をしてますね。
シジュウカラ
散歩してたらまず間違いなく出会う野鳥です。
ツーツーチョ、ツーツーチョ!
と鳴くので私はシジュウカラの声を聞くと銀行通帳を思い出し振り込みやデュオの管理費入金忘れがないかなど考えてしまいます。
白いほっぺに黒いネクタイが特徴的です。
カササギ(カチガラス)
カササギは佐賀県の県鳥に指定されていて、かつては佐賀平野にしかいない鳥といわれていましだが最近は福岡県でも多く見られ、柏原でも住宅街の電信柱に巣を作っているのを見かけます。
大きな声で鳴き、体色が白黒なので巣の近くに住む方からは嫌われ者ですが、よ〜く見ると黒ではなく深いブルーの美しい色をしています。
佐賀、福岡周辺にしかいない鳥なので全国の野鳥ファンからは羨ましがられる貴重な鳥なんですよ。