メタセコイア並木のある街
デュオ柏原の中心部を南北に縦断するプロムナードに『せせらぎ』とともに『メタセコイア』の並木があり、春の芽吹き・新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹と四季折々に見せる美しい景観は居住者の心を和ませるものとなっています。
デュオ柏原の緑化管理を委託している造園業者さんの話では、これほどの立派な並木は福岡県内では類を見ないと言うことです。
『メタセコイア』とは、中国原産、スギ科メタセコイア属の落葉高木で、和名はアケボノスギ。最大樹高が115mにも及ぶといわれるセコイアにその姿が似ていることから、メタ(変形した)セコイアと名づけられています。また、当初「化石」として発見されたため絶滅した種とされていましたが、中国四川省に現存することが確認されたことから『生きる化石』とよばれています。もともと数が少なかったが、各地に輸出されたことで生息地が広がり数がふえたことになってはいますが、絶滅危惧ⅠB類に指定されているそうです。
ちなみに日本で一番有名なメタセコイア並木は、滋賀県高島市マキノ町のマキノピックランドを縦貫する県道で2.4kmに渡り約500本が植えられており、高原らしい景観を形成しています。