夏休みが始まり、日中のデュオ柏原にも子ども達の姿が見られる様になりました。
夏になると特に、海・川・プール等の水辺への外出の機会が増えると思います。
真夏の水辺は気持ちが良いですから大いに楽しみたいところですが、気を付けたいのが水の事故です。
私たちにとって身近な海や川でも毎年事故が起こっているのですから、他人事ではありません。
泳ぎに行く時はもちろんですが、釣りや磯遊びの際も要注意。夢中になっているうちに足を滑らせたり、潮が満ちてきて取り残されるなんていう事も…。
水の事故防止には、ライフジャケットを正しく着用する事が最も効果的だそうです。
近頃は薄型や軽量なタイプ等様々販売されていますから、自分は大丈夫と思わず備えておきたいですね。
また、近年は「有毒・猛毒」の危険生物の話がニュース等で度々取り上げられています。
先日は、関東地方の海水浴場で、サメがなんと30匹も確認されニュースになっていました。
人を襲うことはない種類との事でしたが、映像を見ると砂浜のすぐ近くをウヨウヨ泳いでおり中々の衝撃でした。
地球環境の変化により、これまでは南方や外海に生息しているはずの生物が身近な場所で見つかることが増えてきています。
福岡市や糸島市の海でも本来は南海にいるはずのヒョウモンダコが見つかりました。このヒョウモンダコは、フグ毒と同じ猛毒を持っており、噛まれると大変危険ですからすぐに病院へ行かなければなりません。
そして、東区ではとうとうヒアリが発見されました。『刺された場合はとにかく病院へ』が鉄則だそうです。刺されたところの毒を抜こうとして、患部をさすったり、つねったりするのはNGです。強烈な痛みや痒みのみの軽度症状、患部の腫れ・全身の蕁麻疹を伴う中度症状は命に直接関わることはないので20分ほど様子を見てから病院を受診します。『血圧低下』『意識消失』『呼吸困難』などのアナフィラキシーショック症状が出た場合は緊急性を要します。すぐに、救急車を呼びましょう。
ニュースでご覧になった方も多いと思います。
有毒生物と言うのは、もちろんこれまでも身近に存在していましたが、環境の変化に伴いより一層の注意が必要となってきています。
大人だけで知るのではなく子ども達にも話をして注意を促し、安全に楽しく夏のレジャーを楽しみたいですね。