日中はまだ暑さが感じられますが、朝夕はめっきり涼しくなり、周囲でも咳をする人を見かけます。皆様はまだ大丈夫でしょうか?インフルエンザの流行に乗らないように、今から休養とバランスのとれた栄養接収を心がけましょう。全国的には、107名のインフルエンザ患者数が報告されているようです。(9月20日現在 厚生労働省)
季節性のインフルエンザ(A型やB型など)に対し、ほとんどの人は過去の感染やワクチン接種により基礎免疫を持っているため感染しにくく、重症化することもほとんどありません。ただし、乳幼児・高齢者・慢性疾患を持っている方は注意が必要です。
新型インフルエンザは、インフルエンザウイルスの性質が変化し、人へ感染します。そのため、いったん発生するとほとんどの人が免疫を持っていないため1~2年間大流行します。
国民の7割程度の人が感染し免疫を持つようになると、今までのインフルエンザと入れ替わり季節風のインフルエンザとして次の新型インフルエンザがでるまで毎年流行するそうです。
インフルエンザの症状
最重要ポイント
⓵周囲でインフルエンザが流行している
⓶急激な発症(前触れがなく突然の発症)
⓷38℃以上の高熱・悪寒
上記以外の症状
・頭痛、関節痛、筋肉痛、食欲不振、全身倦怠感、疲労感
以下の風邪症状も同時または遅れてでます
・咽頭痛、咳、鼻水、くしゃみ
※ 気になることは、かかりつけ医に相談されてください。
予防
ワクチン接種 発病する可能性を低減させる効果、インフルエンザに罹った場合の重症化防止に有効と報告されています。咳が出る・外出時はマスクをする。咳やくしゃみを手で受けると手にウイルスが付きます。そこから感染していくこともあります。
外出後は、流水・石鹸による手洗い!! 基本ですが、手や体についたインフルエンザを除去するために有効な方法です。また、アルコールによる消毒でも効果が高いので、アルコール薬剤による手指消毒も効果的です。